新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
東京労働局管下で1年間に送検された労働案件は54件!
- 2015.05.22
- ゴールデンウイーク前の4/27(月)に、東京労働局から「平成26年度司法処理状況の概要について」の資料が公表されました。
この資料によると、東京労働局管下の18労働基準監督署・支署における平成26年度の司法処理状況は次の通りでした。
・平成26年4月から平成27年3月までの1年間に、計54件(前年度比4件減)の司法事件が東京地方検察庁へ送検された。
・業種別の内訳の上位は、建設業:22件(40.7%)、製造業:9件(16.7%)、接客業:5件(9.3%)だった。
・違反事項別の内訳の上位は、賃金・退職金不払:17件(31.5%)、死亡災害等を契機とした危険防止措置義務違反:12件(22.2%)、労災かくし:11件(20.4%)だった。
下記の資料では、賃金不払いで逮捕された事例等が紹介されています。
【平成26年度司法処理状況の概要について】
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0139/2637/2015424183125.pdf
今後、東京労働局および管下の労働基準監督署・支署では、 過重労働による健康障害を発生させた企業等であって違法な長時間労働を繰り返すなど重大・悪質な労働基準法違反の事案に対しては積極的に捜査に着手し、送検手続をとる方針とのことです。
平成26年度司法処理状況の概要について(東京労働局)
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/houdou/2015/_121334.html
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