新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
「産業医」のあり方が大きく変わる!? 厚労省が検討会を開催
- 2015.09.30
- 厚生労働省は、9/28(月)に「第1回産業医制度の在り方に関する検討会」を開催しました。
【第1回産業医制度の在り方に関する検討会】
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000098560.html
12月から「ストレスチェック制度」が義務化されることもあり、にわかに注目を浴びている「産業医制度」ですが、同検討会の趣旨・目的は次の通りとされています。
【趣旨・目的】
平成27年12月からストレスチェック制度が新たに導入され、ストレスチェック及び面接指導等に関することが産業医の職務に追加されたことに伴い、産業医が担うべき職務が増大していることに加え、労働安全衛生法が制定された当時と現在では、産業構造や、産業保健における主要な課題が変わっており、産業医に求められる役割が変化してきている。
こうした背景から、労働安全衛生法における産業医の位置づけや役割について、改めて見直す必要性が出てきている。
このため、産業医学の専門家、法律の専門家、産業医、労働衛生の専門家、産業保健に関わる各団体、経営者団体、労働者団体の参画を得て、産業現場のニーズを踏まえつつ、産業医制度の在り方及び具体的な見直しの方針について、必要に応じて法令の改正も念頭に置いた検討を行うこととする。
なお、検討会における検討事項として、次のことが挙げられています。
(1)産業医の職務の範囲
(2)保健師等の医師以外の産業保健スタッフの役割
(3)小規模事業場における労働衛生管理体制の強化
(4)事業者と産業医の関係
(5)その他
今後、何らかの法改正が行われる可能性もあるため、今後注目しておきたい検討会の1つです。
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