新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
大学生が経験したアルバイトをめぐるトラブルの内容とは?
- 2015.11.12
- 厚生労働省から「大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査」の結果が発表されました(11/9)。
【意識等調査結果について】
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000103577.html
最近では「ブラックバイト」といった言葉も生まれ、事業主の労基法違反等により学生が不利益を被ったり、学業に支障をきたしたりといったトラブルが増加しているようです。
上記の調査では、アルバイトを経験したことのある学生1,000人を対象に調査を行っていますが、学生が経験した主なトラブルは以下の通りでした。
<労働基準関係法令違反のおそれがあるもの>
・準備や片付けの時間に賃金が支払われなかった(13.6%)
・1日に労働時間が6時間を超えても休憩時間がなかった(8.8%)
・実際に働いた時間の管理がされていない(例えばタイムカードに打刻した後に働かされたなど)(7.6%)
・時間外労働や休日労働、深夜労働について、割増賃金が支払われなかった(5.4%)
・賃金が支払われなかった(残業分)(5.3%)
<その他労使間のトラブルと考えられるもの>
・採用時に合意した以上のシフトを入れられた(14.8%)
・一方的に急なシフト変更を命じられた(14.6%)
・採用時に合意した仕事以外の仕事をさせられた(13.4%)
・一方的にシフトを削られた(11.8%)
・給与明細書がもらえなかった(8.3%)
今後、アルバイトのシフトの設定をめぐるトラブルなど民事上の個別労働紛争について、都道府県労働局長による助言・指導等を実施する方針とのことです。
「学生のための労働条件セミナー2015」を開催します(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000103546.html
ブラックバイトユニオン
http://blackarbeit-union.com/aboutUs/aboutBlackarbeit/
学生向けセミナー&個別相談会「ブラックバイトから自分を守る方法」(東京都社会保険労務士会)
http://www.tokyosr.jp/topics/2015-topics/18533/
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