新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
60歳以降も就労を希望する高齢者の割合は71.9% /「2016年版 高齢社会白書」より
- 2016.05.28
- 5/20(金)の日本経済新聞(夕刊)でも紹介されていましたが、政府は「2016年版 高齢社会白書」を閣議決定しました。
【平成28年版高齢社会白書を公表しました】
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html
同白書は、高齢化の状況や政府による高齢社会対策の実施の状況等について明らかにしているものですが、「高齢者の就業」に関する部分は企業にとっても非常に参考になります。
以下、ポイントを抜粋してご紹介いたします。
●(60歳以上の高齢者への質問)何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか?
(1)「働けるうちはいつまでも」28.9%
(2)「65歳くらいまで」16.6%
(2)「70歳くらいまで」16.6%
(4)「仕事をしたいとは思わない」10.6%
→全体では60歳以降も就労を希望する高齢者の割合は71.9%となっています(内閣府『高齢者の日常生活に関する意識調査』平成26年)。
●(60歳以上の高齢者への質問)なぜ就労の継続を希望するのか?
(1)「収入がほしいから」49.0%
(2)「働くのは体によいから、老化を防ぐから」24.8%
(3)「仕事そのものが面白いから、活力になるから」16.9%
(4)「仕事を通じて友人や仲間を得られるから」7.1%
→国際比較でみると「収入を伴う仕事をしたい(続けたい)」とする高齢者の割合は日本が最も高くなっています(内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」平成27年)。
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