新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
これは必読! 同一労働同一賃金検討会で厚労省資料『日本の賃金制度について』が公開されました
- 2016.05.28
- 5/24、厚生労働省において「同一労働同一賃金の実現に向けた検討会」の第4回目が開催され、配付資料がさっそく公開されました。
【第4回「同一労働同一賃金の実現に向けた検討会」資料】
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000125222.html
今回の検討会では厚生労働省から『日本の賃金制度について』という資料(上記リンク先の中の資料1)が公開されましたが、まずは「1.日本の賃金制度の概要」について解説がなされており、その項目は以下の通りとなっています。
●賃金体系及び種類
●基本給の賃金項目の構成状況(経団連調査)
●職能給、職務給等の導入率の推移
●企業内における賃金項目の構成等
●基本給の主な賃金項目の紹介
(年齢給・勤続給、職能給、職務給、役割給、業績給・成果給)
●賃金表がある企業の割合(企業規模別)
●パートタイム労働者に対する各種手当等の支給状況
●有期契約労働者に対する各種手当等の支給状況
上記からは、いまだ「職能給」の導入割合が最も高いこと、ここ15年で「役割給・職務給」の導入率が急上昇していることなどがわかります。
さらに「2.企業の賃金制度の事例」では、製造業(3社)の事例、金融業の事例、小売業の事例、人材派遣業(3社)の事例が紹介されています。
日本の賃金制度に関する内容がまとめられており、価値の高いものとなっていますので、ぜひご活用ください!
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