新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】

□■ 最近の動き(Topics)□■

2016.07.18
●「働き方改革」の原案が明らかに(7月14日)
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安倍政権の経済対策の目玉として盛り込まれる「働き方改革」の
原案が明らかになった。消費押上げのため、最低賃金の3%引上げ
や雇用保険料の引下げ、女性や高齢者の社会保険料の労使負担軽減
といった働き手の所得を増やす項目のほか、残業時間の上限設定、
「同一労働同一賃金」や「解雇の金銭解決」導入のような生産性
向上を促す項目が盛り込まれた。


●中小企業の賃金上昇率1.1%(7月14日)
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厚生労働省は、中小企業(従業員30人未満)における今年の賃金
上昇率が1.1%だったことを発表した。最低賃金について議論する
公労使の会合で示したもので、上昇したのは2年ぶり。有効求人
倍率が上昇し、パート募集時の賃金が上がっていることなどが影響
したとみられる。


●高齢者の医療費負担増を検討開始(7月14日)
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厚生労働省が社会保障審議会(医療保険部会)を開催し、高額療
養費制度と後期高齢者の窓口負担の見直しを柱とする制度見直しの
議論を開始した。高額療養費制度については年内に結論を出し、
政令改正で上限を引き上げ、来年度にも実施する。後期高齢者の
窓口負担については2割へ引き上げるべきとの意見も出た。


●経団連が「同一労働同一賃金」で提言(7月13日)
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経団連は、政府が検討している「同一労働同一賃金」制度について、
職務給が定着している欧州型の導入は困難だとして、「職務内容
だけでなく、勤務地や職種変更の可能性、個人の役割や貢献度を
総合的に判断して同一労働にあたるかを判断すべき」とした提言書
を発表した。政府が早ければ来年の通常国会に提出する方針の関連
法の改正への反映を求めている。


●「歓送迎会後の帰社途中の事故死は労災」最高裁判決(7月9日)
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職場の歓送迎会終了後に残業のため帰社する途中に交通事故で死亡
した男性の労災認定について争われた訴訟で、最高裁判所は「労災
に当たる」との判断を示し、労災認定しなかった二審判決を破棄し
た。男性は飲酒しておらず、上司に促されて歓送迎会に参加したこと、
会費が会社経費で支払われたこと、送迎には社有車が使われたこと
などから、会が「事業活動に密接に関連していた」と認定した。


●介護休業取得の判断基準を緩和へ(7月9日)
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厚生労働省は、来年1月からの改正育児・介護休業法の施行に合わ
せて介護休業の取得基準を緩和する方針を示した。現行の基準は
特別養護老人ホームへの入所の要否が目安だったが、介護認定と
連携していないためわかりにくく、介護休業の利用低迷の一因とも
なっていた。新しい基準では要介護2以上であれば休業を取得できる
ことを明記し、要介護1以下でも見守りの必要度に応じて休業取得
を可能にする。

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