新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
経団連から公表された『経営トップによる働き方改革宣言』の内容とは?
- 2016.08.11
- 現在、「働き方改革」や「一億総活躍」といったキーワードが度々取り上げられていますが、先日、経団連から『経営トップによる働き方改革宣言』が公表されました(7/27)。
【『経営トップによる働き方改革宣言』の公表について】
http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/056.html
この宣言は、会員企業に対して自社に適した長時間労働の是正、年休取得促進に向けた取組みを進めてもらうために公表されたものですが、その骨子は次の通りとなっています。
1.経営トップの明確な意志表明とリーダーシップの発揮
2.管理職によるマネジメントの徹底と自らの意識改革
3.具体的取組み例
・業務プロセスを見直し、効率化を図ることにより、ムリ・ムダを省く。
・ノー残業デーの徹底、深夜残業の原則禁止や朝方勤務の導入、フレックスタイム制やテレワークの活用を進める。
・職場・個人単位での年休の計画的付与や半日・時間単位年次有給休暇の導入を進める。
・プラスワン休暇や子どもの休みに合わせた年休の取得などにより、年3日程度の年休の追加取得を検討する。
・年休実績を見える化し、取得率が低い社員に管理職が取得を働きかける。
上記の内容は大企業だけでなく、中小企業においても十分検討に値する内容です。今後は人手・人材不足がさらに進むことが見込まれていますので、上記のような様々な施策により業務を効率化し、働きやすい職場を作ることがより必要になってくるでしょう。
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