新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
どうなる? 臨時国会における「改正労働基準法案」の行方
- 2016.10.05
- 通常国会から持ち越しとなっている「改正労働基準法案」の臨時国会における取扱いついて、塩崎厚生労働大臣は9/30(金)の記者会見で次の通り回答しています。
◆塩崎大臣会見概要(9/30)
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000138446.html
(記者)
国会論戦に入るかと思いますが、前の国会から持ち越しとなっている労働基準法の改正案ですけれども、成立への意気込みや見通しと、国民への理解がどのくらい進んでいるかについてお聞かせください。
(大臣)
これは今回の「働き方改革」よりも前に国会に提出されていた、いわゆる時間法制、労働時間法制改革ということで、長時間労働による働き過ぎを是正するという意味において、会社が休日を5日指定するとか、中小企業における割増賃金率50パーセントへの引上げなどを入れ込んだものでありまして、一方で、高度プロフェッショナル制度とか企画業務型の裁量労働制の見直し等、柔軟な働き方を多様に用意するということで、既に去年の春に国会提出をいたしました。ですから、今回の「働き方改革」以前に労政審(労働政策審議会)で審議を尽くした法案でありますので、できるだけ早期に通していただければありがたいと思っています。
一部報道では来年の通常国会へ持ち越されるのではないかという話もありましたが、臨時国会での審議および法案成立の可能性はまだあるようです。
平成27年通常国会提出の労働基準法改正法案
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136359.pdf
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