新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
企業が考える「転勤の目的」は? 転勤に関するルールが「ない」割合は? ~厚労省研究会報告書より~
- 2017.04.01
- 3/29、厚生労働省「転勤に関する雇用管理のポイント(仮称)」の策定に向けた研究会・報告書が公表されました。
◆研究会の報告書を取りまとめました
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000158328.html
上記報告書を踏まえ、企業の参考となるような「転勤に関する雇用管理のポイント(仮称)」が近日中に公表される予定となっていますが、この報告書の中で転勤の実態等に関する調査の結果が示されています。
このうち、企業による「転勤の目的」についての回答結果(複数回答)は以下の通りとなっています。
(1)社員の人材育成(66.4%)
(2)社員の処遇・適材適所(57.1%)
(3)組織運営上の人事ローテーションの結果(53.4%)
(4)組織の活性化・社員への刺激(50.6%)
(5)事業拡大・新規拠点立ち上げに伴う欠員補充(42.9%)、
(6)幹部の選抜・育成(41.2%)
また、現在の会社で転勤に関するルールが「ない」と回答した労働者は62.8%となっていますが、人手不足の状況の中、親の介護や出産・育児、病気等を理由に転勤が困難な労働者が増えていることから、何らかのルール作りが必要になってくるものと思われます。
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