新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
持ち帰り残業をしている人の割合は? 調査結果にみる「持ち帰り残業」「隠れ残業」の実態!
- 2017.05.22
- 現在議論されている働き方改革においては、"いかにして長時間労働を是正するか(時間外労働を抑制するか)"が議論の中心となっていますが、各事業所が従業員の残業を規制した場合に懸念されるのが、いわゆる「持ち帰り残業」や「隠れ残業」です。
従業員による持ち帰り残業については申告がない限り上司が把握できないケースも多く(=隠れ残業)、いくら企業の側で残業規制策を講じたとしても無意味となってしまいます。
先日(5/15)、株式会社アイキューブドシステムズから『オフィスワーカーの労働環境とストレスに関する実態調査』(有効回答数:824名)結果が発表されましたが、持ち帰り残業・隠れ残業に関して興味深い結果が出ています。
【調査結果のポイント】
★「持ち帰り残業」をしている人のうち、会社に申告していない「隠れ残業」は8割以上
...仕事を持ち帰って自宅や外出先で早朝・夜間や休日に仕事していると回答した人は約5割(46.1%)。さらにそのうち、会社に申告していない残業時間がある人は8割(84.4%)を超えることが判明。
★「隠れ残業」をしている人の7割近くが退職意向あり。
...「隠れ残業をしている」人の65.8%が、現在の会社に対して辞めたい意思を持っている。
企業としては、残業を規制するのと当時に「隠れ残業」を発生させない施策が必要となります。
オフィスワーカーの労働環境とストレスに関する実態調査結果
http://www.i3-systems.com/20170515.html
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