新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
来年度(平成30年度)予算でも注目される「働き方改革」
- 2017.09.10
- 先日、平成30年度の概算要求が示されましたが、厚生労働省関係は以下の通りとなっています。
◆平成30年度厚生労働省所管予算概算要求関係
http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/18syokan/
今回の要求額は総額31兆4,298億円(前年度比7,426億円増)。「働き方改革」関連の内容が注目されますが、項目をチェックしておくだけでも現在の動きがわかりますので、以下に主なものをまとめておきます。
【働き方改革関連の予算要求の主なもの】
<同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善>
●「同一労働同一賃金導入マニュアル」の作成・周知啓発
● キャリアアップ助成金の新たな加算の仕組み創設
<長時間労働の是正や柔軟な働き方がしやすい環境整備>
● 労働時間の縮減等に積極的な企業等への助成金の拡充
● 医療従事者・トラック運転者・建設業従事者など、業種ごとの取組の支援
● 雇用型・自営型テレワークの就業環境の整備
● 副業・兼業の普及推進
<生産性向上、賃金引上げのための支援>
● 介護や生活衛生の分野における生産性向上のためのガイドライン作成
● 保育・介護事業所におけるICT化の推進や介護ロボットの活用促進
● 生産性向上に資する設備投資への助成など雇用管理改善に対する支援
<女性・若者の活躍の推進>
● 子育て等により離職した正社員女性等の復職の支援
● 男性の育児休業の取得促進
<人材投資の強化、人材確保対策の推進>
● 雇用管理改善に対する助成
● 介護未経験者への入門的研修
<治療と仕事の両立、障害者・高齢者等の就労支援>
● 両立支援コーディネーターの育成・配置の推進
● ハローワークへの専門職員の配置などによる精神障害や発達障害などの支援
● 継続雇用等を行う企業への助成の拡大
平成30年度予算(財務省)
http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2018/index.html
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