新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
建設業界が「働き方改革推進の基本方針」を発表。より重視している項目は?
- 2017.10.01
- 現在、様々な業種・業界で人手不足が問題となっていますが、建設業界においては特に深刻な状況となっています。
そんな中、業界団体である一般社団法人日本建設業連合会(日建連)では「働き方改革推進の基本方針」を発表しました(9/22)。
◆日建連における働き方改革の推進について
http://www.nikkenren.com/rss/topics.html?ci=1110&ct=6
重要度に合わせ、「A」「B」「C」のランクが付けられており、より重視している項目が何かがわかります。
A:推進の具体策や施策展開を日建連が定め、会員企業あげてすべき事項
B:日建連が示す方向性に従い、それぞれの会員企業が取り組むべき事項
C:会員企業がそれぞれの展開として独自に取り組むべき事項
1.長時間労働の是正等
(1)週休二日の推進:A
(2)総労働時間の削減:A
(3)有給休暇の取得促進:C
(4)柔軟な働き方がしやすい環境整備:C
(5)勤務間インターバル制 :C
(6)メンタルヘス対策、パワーハラスメント対策や病気の治療と仕事両立へ対策:C
2.建設技能者の処遇改善
(1)賃金水準の向上:A
(2)社会保険加入促進:A
(3)建退共制度の適用促進:B
(4)雇用の安定(社員化):B
(5)重層下請構造の改善:B
3.生産性の向上:A
4.下請取引の改善:A
5.けんせつ小町の活躍推進
(1)現場環境の整備:A
(2)女性の登用:A
6.子育て・介護と仕事の両立
(1)育児休暇・介護休暇の取得促進:C
(2)現場管理の弾力化:C
7.建設技能者のキャリアップの促進
(1)建設キャリアアップシステムの活用:A
(2)技能者の技術者への登用 :C
8.同一労働同一賃金など:C
9.多様な人材の活用
(1)外国人材の受入れ:C
(2)高齢者の就業促進:C
(3)障害者雇用の促進:C
10.その他
(1)職種別、季節別の平準化の検討:C
(2)適正な受注活動の徹底:A
(3)官民の発注者への協力要請 :A
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