新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
『AI』等の影響により今後減少する、あるいは今後増加するタイプの仕事とは?
- 2017.12.10
- 12/5に厚生労働省において「第3回 労働政策審議会労働政策基本部会」が開催され、同省のホームページ上でその資料が公開されました。
◆第3回 労働政策審議会労働政策基本部会
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186907.html
この中で、シンクタンクや各省庁等による先行研究の内容がまとめられていますが(資料1)、AI等で代替可能性の高い(今後減少する)仕事、代替可能性の低い(今後増加する)仕事の例として、以下のものが挙げられています。
【代替可能性の高い(今後減少する)仕事の例】
●必ずしも特別の知識・スキルが求められない職業
●バックオフィス等、従来型のミドルスキルのホワイトカラーの仕事
●ルーティンタスク
●ホワイトカラーの仕事
●定型的業務が中心の職種
●教育水準や所得水準が低い労働者の仕事
【代替可能性の低い(今後増加する)仕事の例】
●他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業
●上流工程やIT業務における、ミドルスキル・ハイスキルの仕事
●人が直接対応することが質・価値の向上につながるサービスに係る仕事
●新しい付加価値の創出に役立つ技術職
今後は、「AIを使いこなす能力」や「AIに代替されにくいコミュニケーション能力」を向上するための取組みが必要になってくると言えるでしょう。
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