新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
労災死傷者数増加傾向続く~平成30年7月の労災発生状況速報値
- 2018.07.22
- 厚生労働省が「平成30年における労働災害発生状況について(7月速報)」を公表しました。
それによると、今年の労働災害の死亡者数は321人で前年同期比で56人減少(14.9%減)しているものの、死傷者数は49,741人にのぼり、前年より2,869人増加(6.1%増)していることがわかりました。
業種別の死傷災害発生状況の発生状況をみると、製造業11,160人(+442人、4.1%増)、建設業5,942人(-40人、0.7%増)、陸上貨物運送業6,368人(+467人、7.9%増)、第三次産業22,904人(+1,770人、8.4%増)で、建設業では先月の40人増から40人減に転じました。第三次産業での際立った増加傾向は続いています。
事故の型では、転倒が13,904人で最も多いのは変わらず、前年同期比で2,379人(20.6%)の増加となっています。次いで墜落・転落が8,501人(+505人、6.3%増)となっています。
猛暑が続くなか、疲労や熱中症による事故や、災害支援活動などでの事故も心配されます。引き続き、従業員の健康管理や安全対策に万全を期しましょう。
労働災害発生状況について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html
平成30年における労働災害発生状況について(7月速報) (PDF)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/18-07.pdf
平成30年 労働災害発生状況 (7月速報値) (PDF)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/s18-07.pdf
<< 戻る