新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
□■ 最近の動き□■
- 2019.07.07
- ●厚生労働省審議会、最低賃金の議論開始(7月5日)
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厚生労働省の中央最低賃金審議会は、2019年度の地域別最低賃金の議論を開始した。現在の全国平均874円(時給)を、4年連続で引き上げるかが焦点。また、最大224円の開きがある地域間格差も課題となる。
●高齢者世帯の平均所得、前年増の334万9,000円(7月3日)
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厚生労働省は、2018年の国民基礎調査を発表した。高齢者世帯の平均所得は334万9,000円(前年より5.1%増)だった。高齢者世帯収入における公的年金比率は61.1%(前年より5.2ポイント減)だった。働く高齢者の増加による結果とみられる。
●イデコプラス、従業員300人以上も対象へ(7月3日)
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厚生労働省は、個人型確定拠出年金iDeCo+(イデコプラス)の対象を、従業員「100人以下」から「300人以上」に拡大する方針。5月時点のイデコ加入者は125万人だが、イデコプラス導入企業は504社にとどまっている。来年の通常国会へ関連法改正案の提出を目指す。
●昨年度の労災件数発表(7月1日)
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厚生労働省は、2018年度の労災認定数を発表した。労災申請は計1820件で、6年連続で増加した。うつ病など精神疾患は465件(前年度より41件減)、脳・心臓疾患は238件(前年度より15件減)だった。
●5月の有効求人倍率1.62倍、完全失業率2.4%(6月28日)
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厚生労働省は、5月の有効求人倍率が1.62倍だったと発表した。7カ月ぶりの低下となった。また、総務省が同日発表した完全失業率は2.4%だった。就業者数は6,732万人と、6年5カ月連続で増加している。
●大学病院の無給医2191人(6月28日)
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文部科学省は、大学病院で診療する医師・歯科医師のうち、勤務実態があるのに給与が支払われていない「無給医」が、全国50大学病院で計2,191人(調査対象の7%)いたと発表した。このうち合理的な理由なく無給であったのは751人で、各病院は最大2年遡って支給する。
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