新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】
□■ 最近の動き■□
- 2022.11.27
- ●時短勤務、自営業者らへの育休給付新設を検討(11/25)
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政府の全世代型社会保障構築会議は24日、今後の改革に向けた論点整理案を示した。子育て支援の充実に向け、育休明けの短時間勤務をする労働者や、育児休業を取得できない自営業者らへの給付制度の創設を検討する。財源確保を含めた議論を進め、2024年以降の関連法案提出を目指す。
●技能実習見直しへ有識者会議設置(11/23)
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政府の外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議で、22日、技能実習制度や特定技能制度について見直しを検討する有識者会議を設置すると決定した。来年春頃に中間報告書を出し、同年秋頃に最終報告書をまとめることを目指す。
●賃金の改定率 回復に転じる(11/23)
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厚生労働省が発表した今年の賃金改定状況の調査結果(調査期間7~8月、常用労働者100人以上の約2千社が回答)によれば、今年賃金を引き上げたか年内に引き上げると答えた企業の割合は、前年比5.0ポイント増の85.7%で3年ぶりに上昇した。1人あたりの平均改定率は同0.3ポイント増の1.9%で5年ぶりに上昇した。一方、本数値はコロナ前の水準には戻っておらず、物価上昇には追いついていない。
●前期高齢者納付金の算出に健保組合の所得水準も反映 厚労省方針(11/22)
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厚生労働省は、前期高齢者医療制度に現役世代が拠出する前期高齢者納付金について、前期高齢者の加入率に応じて算出する仕組みに加え、健保組合の所得水準の違いも反映できる仕組みに改め、所得水準の高い健保組合により多くの負担を求める。年内に内容を固め、2023年の通常国会への関連法改正案の提出を目指し、2024年以降に新たな仕組みを導入する。
●2023年度公的年金 3年ぶり増額改定も実質目減り(11/19)
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来年度の年金額改定では、物価上昇を踏まえ、支給額が3年ぶりに引き上げられる見通しとなった。しかしマクロ経済スライドによる調整で、物価上昇ほどは支給額が伸びず、実質目減りとなる。これまでの減額未調整分も0.3%あり、これとあわせて給付水準が低く抑えられる。
●大卒内定率74.1% 前年を上回る(11/19)
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文部科学省と厚生労働省は18日、2023年春に卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率が74.1%となり、前年同期比で2.9ポイント上回ったと発表した。新型コロナウイルス下で3年目の就職活動にあたり、企業の採用意欲の回復が反映された。
●国民健康保険 出産前後における保険料免除へ(11/18)
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厚生労働省は17日、社会保障審議会において、フリーランスや自営業者などが加入する国民健康保険について、出産する被保険者に係る産前産後期間相当分(4カ月間)の保険料を免除する案が了承された。法改正を経て2024年1月の実施を目指すとしている。
●「インフレ手当」19%の企業が支給を検討(11/17)
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帝国データバンクが約1,250社から回答を得た調査結果で、物価高の中でインフレ手当を「支給した」企業は6.6%で、「予定・検討中」が19.8%あることがわかった。支給方法は「一時金」が66.6%、「月額手当」が36.2%。一時金の平均支給額は53,700円だった。
●出産育児一時金 後期高齢者が7%分負担へ(11/12)
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厚生労働省は11日、来年4月から出産育児一時金を42万円から47万円に増額する計画に伴い、75歳以上が後期高齢者医療の保険料として7%分を負担する案を示した。来年の通常国会での法改正を目指し、後期高齢者医療の保険料改定がある2024年4月から実施する考え。
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