新着情報|犬山市の社会保険労務士事務所【髙木隆司社会保険労務士事務所】

□■ 最近の動き■□

2023.06.05
●マイナンバー法等改正案 成立(6/2)
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 2024年秋に現行の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードに一体化させることなどを盛り込んだマイナンバー法など関連法改正案が、2日の参議院本会議で可決・成立した。その他改正案には、年金受給者の預貯金口座とマイナンバーを紐付ける新制度や、マイナンバーを行政利用できる範囲の拡大等が盛り込まれている。


●荷待ち時間の削減、荷主の義務に(6/2)
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 運送業における荷待ち時間について、政府は、荷主企業への規制を強化し、削減に取り組むよう義務付ける。一定以上の物流量を抱える荷主企業には、トラック運転手の負担軽減に向けた計画策定を義務付け、国への定期報告も要請するほか、物流に関する管理責任者の任命も求める。関連法の改正案を2024年の通常国会に提出する。


●育児中の従業員に対する短時間・在宅勤務の拡充を検討(5/31)
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 厚生労働省は、31日、3歳以上の未就学児を育てる従業員が短時間勤務や在宅勤務など複数から選べる制度を創設することや、残業免除の期間を子が小学校就学まで延長することを含む報告書案を示した。3歳未満の子を持つ親については希望があればテレワークを認めることを企業の努力義務とする。子の看護休暇も、対象年齢拡大や取得事由の拡充、名称の変更を検討する。


●大卒就職率3年ぶりに上昇 97.3%(5/26)
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 厚生労働省と文部科学省は、26日、今春卒業した大学生の就職率が97.3%で、前年同期より1.5ポイント増えたと発表した。就職率は、コロナ下で採用を見送る企業が多かった21年卒では96.0%、22年卒では95.8%となっており、3年ぶりの上昇。調査以来最高だった18年卒・20年卒の98.0%には届かなかったが、文部科学省ではコロナ前の水準に戻ってきているとみる。


●2028年度までに雇用保険対象者拡大(5/26)
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 政府は、週所定労働時間20時間未満で働く人も失業給付や育児休業給付等を受け取れるよう、6月に閣議決定する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)」に、2028年度までの雇用保険の対象者の拡大を盛り込む見通し。まずは雇用保険法を改正し、細かい条件は労働政策審議会にて議論のうえ、周知と準備の期間をかけて進める。


●厚生年金の加入漏れ 推定105万人(5/25)
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 厚生年金の適用対象であるにもかかわらず加入漏れとなっている可能性がある人が推定105万人(2020年)に上ることが、厚生労働省の「国民年金被保険者実態調査」で明らかになった。このうち、2016年10月から適用対象となった短時間労働者は13万人。2014年の200万人からは減少しているが、会計検査院の検査2021年度)では、企業が対象従業員数を過少申告するといった不備が1,100の事業主で見つかっている。


●コロナ労災 22年は前年の8倍超(5/25)
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 厚生労働省の調査によると、新型コロナウイルス感染による労働災害の死傷者数(死者数と4日以上の休業者数)が、2022年は15万5,989人(前年の8倍超)となった。このうち、医師や看護師、介護職員など「保健衛生業」が9割近くを占めた。同省では、オミクロン株の流行や新型コロナ感染も労災補償の対象になるという認識が広まったことが背景にあるとみている。


●特定技能2号11分野に拡大(5/24)
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 自民党は23日、在留期間の上限がない在留資格「特定技能2号」の対象分野を追加し、2分野から11分野に拡大する政府案を了承した。追加対象となるのはビルクリーニング、宿泊、農業、飲食料品製造業などで、いずれも現在1号の対象となっている。政府は6月にも閣議決定し、方針を定めた後、法務省令改正で対象を追加する方針。


●個人宅配ドライバーの半数以上が荷主から違反原因行為(5/23)
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 国土交通省による軽貨物運送事業者向けの初の実態調査で、回答した772人のうち、54%に当たる414人が、荷主から法令違反の原因となる行為を受けていたことがわかった。内訳は「長時間拘束につながる多量の荷物の依頼」285件、「適正運行では間に合わない到着時間の指定」194件、「過積載の強要」129件など。


●荷待ち・荷役時間の改善取組み不十分なら行政処分を検討(5/20)
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 国土交通省などの有識者検討会が、運送業の2024年問題対応に向けた提言をまとめた。政府はこれをもとに6月上旬までに政策パッケージをまとめ、制度改正を含めた対策を検討する。提言では、一定規模の荷主や物流事業者に対し、ドライバーの労働時間管理と荷待ち時間などの改善計画の作成・定期報告の義務付け等が盛り込まれた。取組みが不足している場合は行政処分や勧告を行うことも検討する。


●就職氷河期世代の正規雇用が8万人増(5/19)
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 政府は18日、就職氷河期世代の正規雇用労働者数が、2020年から2022年の3年間で約8万人増えたと公表した。コロナ禍の影響で、22年までに30万人増やすとしていた目標には到達しなかったため、集中支援期間を24年度まで延長し、今後もハローワークなどで求人開拓などを積極的に行うとしている。


●労働市場改革 政府指針決定(5/17)
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 政府は、16日の新しい資本主義実現会議において労働市場改革に向けた指針を決定した。6月に閣議決定する成長戦略に反映する。働き手の能力を高めるためのリスキリング(学び直し)支援、労働移動の円滑化、ジョブ型雇用の導入促進を3本柱と位置付け、施策として自己都合離職の失業給付の給付制限の条件付き撤廃、職務給の導入事例の提示、雇用調整助成金の見直し等を進める。今後、厚生労働省の審議会などで具体策を検討する。


●在宅勤務を努力義務化の方向 子が3歳まで(5/16)
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 現在、子が3歳になるまで原則1日6時間の短時間勤務制度を企業の義務としていることに加え、厚生労働省は、省令の改正によりテレワークを努力義務とすることを検討している。また残業の免除権も、育介法の改正により、現行の3歳までから小学校就学前までに延ばす。2024年中にも育介法及び関連省令の改正を目指す。

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